スキップしてメイン コンテンツに移動

桃太郎とその仲間たちunfinished

桃太郎は鬼ヶ島で鬼たちと戦わず実は話し合いで平和協定を結んだ。実は鬼もそれを待ち望んでいた。というのも鬼はもともと人間で昔村に住んでいた。だが、生まれつき頭に角があり、心無い村人から鬼と呼ばれるようになった。そればかりか体に色を塗られ、いつの間にか色も落ちなくなり、とうとう鬼は村を離れ、人間が来ない島に移り住むようになった。彼らが住む島に一艘の海賊船が宝物を隠すためにこの島に来た。鬼たちは隠れた。ちょうど台風が来て海賊船は沈んでしまった。桃太郎はそのことを聞き、村に財宝を持ち帰って説明したが、村人は誰一人桃太郎の話を信じなかった。そればかりか桃太郎の鬼退治という本まで書いた。桃太郎は悲しかった。そして村を離れ、鬼が島に向かった。鬼たちと暮らした。
それから時が過ぎ、桃太郎はおじいさんから一通の手紙をもらった。そこにはおばあさんのことが書いてあった。おばあさんは痴呆症になっておじいさんのことも忘れてしまった。ただ桃太郎のことは覚えていて会いたがっているという。そこで仲間の提案でおばあさんの誕生日に桃太郎を演じることにした。今年で10回目となるが、おじいさんも年を取りおばあさんの世話ができなくなってきた。そこで桃太郎はおじいさんに老人ホームを勧めた。そして今年が最後にの桃太郎となった。
そのことを聞いた仲間はみんな残念がった。桃
おじいさんは桃を割ると中から桃太郎が出てきた。おばあさんはびっくりした
おじいさんもびっくりしてみせた。そしておじいさんは物語の台詞どおりにこの子供を桃太郎と名付けようとおばあさんに言うとおばあさんはそれがいいそれがいいと言った。そしておばあさんは台詞にないことを言った。
それは本当の子供以上に大事に育てようだった。桃太郎は思わず泣き出した。きじや犬そして猿も泣き出した。外でスタンバイしている青鬼や赤鬼までもが泣いていた。

コメント